今月の一枚

2005年11月 コンパス CCL3Bアナスチグマット35mmF3.5

折りたたんだところ。

部品の一部。

背面からピントを確認するところ。

作例1 雷門前 絞りF16 1/250  センチュリア・スーパー200

 

解説

コンパスは精密なカメラが好きな人なら心から参ってしまう、究極の35mm判カメラです。35mm判として限界まで小ささを追求したと言えるボディに実現した、四角と円を組み合わせたきわめて端正な美しいデザイン、内蔵された機能の複雑さとそのおもしろさ、全体から細部までの造りの見事さで、このカメラのライバルは存在しないと言ってよいでしょう。

その性能や機能についてだけ説明しようとしても、大変な量になってしまいます。幸い現在発売中の月刊「写真工業」2005年11月号に、私が5ページに渡る解説を書くことができました。このカメラにご興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。内部の分解写真も、弊社社長早田清の協力により掲載しております。

それにしても、コンパスのレンズは素晴らしいものです。実に良く写ります。もっと簡単に撮影できれば申し分ないのですが、、、

弊社ではコンパスの修理が可能です。修理費用はカメラの状態によりますが、オーバーホール料金は12万円(税別)となります。どうぞ遠慮なくお問い合わせください。